立体雑記帳

立体だったり百合だったり

朧村正その9

結構長い事プレイしてきた朧村正も、今日鬼助伝で朧村正を装備して見れるエンディングを見ましたので一応一通りクリアとなりました。掛かった時間は大体30時間とACTゲームでこれならボリュームが少ないと言う事も無いのかなと思います。

ちなみにラスボスは百姫の時と同様最初に戦った徳川綱吉でした。最初に戦った時も苦労しなかっただけあって今回も楽勝でしたね。ちゃんと戦えばノーダメージ行けそうな感じはしますね。

 

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そしてこちらがエンディング。百姫の時と同様朧村正の力によって過去に戻ってる常態ですね。簡単に説明すると、元々鬼助は虎姫さんのお家が所有してた狗頭龍とかいう刀を奪う命令を下されていた様ですが、虎姫さんに惚れてしまったようで刀を守ろうとする訳です。多分

 

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本来だったら結局刀を奪われて瀕死の重傷を負ってしまう所ですが、どうやら強くてニューゲーム状態なので華麗に切り伏せて刀を無事守ることが出来ました。なんかめっちゃ運命変わってますね。

 

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再び出てきた悪代官。なんかお上と通じて虎姫さんのお家を陥れようとしていたようですね。それを鬼助が助けたという感じでしょうか。こいつは百姫さんのお家も嵌めてたしなかなかの悪代官っぷりです。腹黒主水之介助兵衛には劣るがな

ちなみに画像じゃ分からないかと思いますが、この2枚目の代官はよく見たら汗が流れてるんですよね。細かいところまでよく描いてるもんですわ。

 

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そしてなんかよく分からないけど狗頭龍の妖力を使い果たすため、俺より強い奴に会いに行く為海を渡るようです。虎姫さんと別れる際になかなか格好いい事を言ってますが、鬼助が一方的にべらべら喋ってるだけだし周りからすれば意味不明な事ばかり喋ってるのでこいつ何言ってんだって思われてるようにしか見えません。俺の心が穢れてるだけなのかな

 

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エンディングはこの画面で終了となりました。なんで一枚絵で終わりじゃないんでしょうかね。完と書かれていないのはまだ鬼助の戦いはこれからだという事を言いたいんだろうと言うのは分かりますが

 

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その後こんなメッセージも。最初から最後まで丁寧なゲームですわ

 

こんな感じで一通り遊んでみたわけですが、前にも書いたとおりかなりよく出来たゲームだと思います。単純な操作ながら難易度を修羅にすれば上手く立ち回ることを要求され程よい難しさがあるし、難しすぎる人には下の難易度も用意されてるし、グラフィックやBGMもかなり良く出来てるし、史実や昔話などから引用している物も数多く見られるので、そういったものに精通している方ならかなり楽しむ事が出来るのではないでしょうか。自分も大して知識はありませんが所々関心するところがありましたね。

ただ欠点としては、やはり移動がちょっと面倒に感じるかなと思いました。クリア後に各国に祠間をワープできますがそれでもちょっと面倒に感じるときはありました。まぁこれについては許容範囲内だとは思いますが。

加えて前にも書きましたが、特に後半なんかはどうも雑魚戦も面倒に感じられてしまう印象があります。雑魚相手はそこまで難しい立ち回りも要求されないので攻撃連打にちょっと回避をするくらいで終わってしまうんですよね。雑魚戦を面倒にしたらそれはそれで不満点になってしまうと言うのは分かりますがね。

そしてちょっと残念に感じたのが百姫と鬼助でキャラ性能差が無いということですね。出来ればキャラ特性のようなものが欲しかったなぁと思うところです。後は刀の数は豊富ですが、使える奥義で有用な物とそうでない物に分けられてしまうのもちょっと勿体無い感はありますね。一度も使ってない刀が半分くらいはあるんじゃなかろうか。まぁでもこの辺は流石に高望みしすぎてる感は書いててしますが。

 

とまあ欠点も無理やり出したような感じでかなり良く出来たゲームだと思います。ACTゲームはやってて上手くなっていくのを実感できることが多いですが、この作品はまさにそれですね。爽快なアクションで敵を倒していくのはかなりの気持ち良さです。かといってゴリ押しだけでクリア出来る訳でもないのでボス戦なんかは毎回楽しめましたね。ACTゲームでここまで楽しめたのは久々なような気がします。この作品が気になる方は買ってみて間違いは無いでしょう。