立体雑記帳

立体だったり百合だったり

よるのないくに2その6

最近暑さが辛いと感じる日がほとんど無くなってありがたい限りです。予報を見ても30度を越える日が稀になってきているようなので、今後は過ごしやすくなってくるんでしょうかね。

そしてよるのないくに2は全キャラの後日談まで見ることが出来ました。ですが内容としては特筆するまでのものでは無かったですね。大したことは書いてませんが一応ネタバレ注意

 

 内容としては生存エンドの後で、各キャラが居なくなった二人の事を待ち続けてるような感じでしたね。正直これは条件とか付けないで普通に流しても良かったんじゃないかという気がしますね。

 

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そしてクリア特典のアイテムがまだ貰えました。2週目クリア時に貰ったアイテムとそっくりですがこちらは従魔ポイントプラスの効果です。どれだけ周回させたいんだ

 

と言うことで一通りエンディングも見ましたので、よるのないくに2についてはこれで終わりと言うことで良いかなと思いますね。実績はレベル50のやつでコンプリートですがやる気が出ない

遊んで見た感想としてはやはり期待はずれ感が強かったという感じになってしまいますね。前作が色々と惜しい作品だったので、今回はその辺が改善されていることを期待したのですが、あまり進歩が見られなかったというのが正直なところです。

まずアクション面については今回も全体的な難易度が低いのに加え、今回は主人公がかなり強いので前作以上に単調になってる感じがしましたね。一応攻撃に多少のバリュエーションはありますが、□ボタン連打してるだけで大抵なんとかなってました。

前も書いたとおり通常時の片手剣以外にも槍、大剣、盾といった武器があるのですが、後述する従魔の都合でこれらを使ってる機会があまり無いと言うのも残念な点ですね。前作は武器を常に切り替えられたのでこれは劣化と言われても仕方が無いかと思います

従魔についても前に書いたとおり、ステージ内のギミック解除に特定の従魔が必要になるので、大抵の人がこいつらばかりを連れて行っているんじゃないかと思います。自分の場合一度も使ってない奴が半分くらいでしたね。折角10体以上用意されているのにこれは勿体無い

時間制限についてもかなり批判されているようですが、普通にクリアを目指す分には大した障害にならないので個人的には不満では無かったですね。レベルアップやアビリティの習得で時間は余るくらいになるので何でそこまで批判されてるのかちょっと分からないです。ただしレベル50を目指すとなるとこの制限がモロに足枷になるので邪魔だとは思いますが

次にストーリーですが、全体的に説明不足だった前作よりは良くなってますが、今回もまだ説明不足に感じる点だったり、結局あれなんだったのというものがいくつかありましたね。勿論自分の理解力不足なのかもしれないけどさ

例えばこのゲーム序盤に教皇だったり教団だったりが出てくるのですが、途中からほとんど出番が無かったのでこいつらなんだったの感が強いです。複数組織が関わってくるのだからもうちょっと陰謀渦巻いてる感じにして欲しかったですね

BGMは人によるかと思いますが、どちらかと言えば前作の方が気に入る曲は多かったです。と言っても今作の曲が悪いと言うことはありませんがね。自分が今回一番気に入ったのは短いですがタイトル画面の曲です。ピアノがめっちゃ綺麗なのでずっと聞いてられますわ

一番期待してた百合に関しては幼馴染3人の関係がなかなか良かったです。だからこそハッピーエンドが無かったのが残念で仕方が無いわけですがね。あと好感度を上げると戦闘時の掛け合いがちょっと変わってきたり、相手を抱えて移動したりと言った百合アクションが極僅かですがあったりと夢が広がる材料はそこそこあったように思います。百合アクションはもうちょっとバリュエーションが欲しかったですけどね

パートナーとして見ても、強弱の差は勿論ありますが極端に弱いキャラというのは居ませんので、好きな奴をずっと使うと言うのは問題なく出来ますね。ただキャラによっては戦闘中自動で発動するスキルが邪魔に感じます。特に好感度稼ぎで周回してる時なんか凄く邪魔に思えました

個人的にはリリアーナとルーエンハイドの二人が特に強く感じられました。どちらもチェイン条件が簡単なのに加え、バーストが範囲内の敵全員が対象だったり、死亡時に体力を回復させることが出来たりと至れり尽くせりな感じになっています。百合的にもこの組み合わせは映えるので好きですね

 

感想としてはこんな感じになるでしょうか。決して悪いばかりのゲームでは無いと思うのですが、前作の不満だったところがあまり変わってなかったり、新しく制限が加わってたりと悪い印象を持たれても仕方が無いのかなと感じてしまいます。そして何より半年以上延期してこの出来と言うのが一番大きいんじゃないかなと思いますね。わざわざSwitchで出す必要も無かったんじゃないだろうか

と言うことで1に続いてまた散々に書いてしまった様に思えます。自分の場合はアクション面には大して期待してなかったので百合要素さえ充実してれば万足だったのですが、悲恋しか無いと言うのが致命的でしたね。作中でめっちゃフラグを立ててたルーエンハイドさんと幸せになるエンディングを作らなかったのは個人的には許せませんね。ハッピーエンドさえあれば自分の中の評価はもうちょっと上がってたな

 

……というか個別エンド的なものがないのだから好感度要らないんじゃないだろうか